マンモグラフィと乳腺超音波はどっちを受けるべきなの?
35歳から65歳までの女性の死亡原因の一番は乳癌です。
痛みを伴わないことや気づきにくい場合があるため健診を受けるべきとされています。
欧米ではマンモグラフィによる死亡率減少が証明されています。
そのため、日本でも公的な検診では2年に一回マンモグラフィによる乳癌検診が
以前より施行されています。
日本女性はマンモグラフィ単独では正しく乳癌を判定できないことも多いので
超音波検査も有用とされています。
特に乳腺が豊富な若い世代に超音波検査が有効です。
乳癌は数種類あるため、超音波検査では発見しずらい乳癌もあります。
同様にマンモグラフィが発見を苦手にする乳癌もあります。
30代は超音波検査
40代、50代はマンモグラフィと超音波検査の毎年同時併用、あるいは隔年交互併用
60代以降はマンモグラフィ
但し、乳腺は個人差が大きいので、上記は一般論です。
自分の乳腺の特性を医師にたずねて把握し、適切な検査を受けることも大切とされます。